2009-10

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引きこもりがちな マツムシ

最近、秋も深まり鳴く虫たちもだんだんと数を減らしてきている。今年のうちに撮影しておきたい鳴く虫たちの1つとして、マツムシがいる。マツムシは鳴き声こそよく聞こえるが、その姿を見つけるのはなかなか難しい。なにせマツムシはせっかく見つけてもこんな感じになっているので大変。

藪にまぎれるマツムシ
草むらのマツムシ (静岡市駿河区中野新田 安倍川左岸) 2009年10月16日




どうしても鳴いているマツムシを撮影したかったので会社帰りに安倍川に立ちよった。

「マツムシはどうしてこうも見つけづらいのだろうか。まったく引きこもりがちな虫だ。
しかし、それを言うならスズムシのオスは完全に引きこもりだ。野外で鳴いている姿を見たことがない。それに比べればマツムシはマシなのだろうか」

などと考えながら土手付近を散策すると。なんとかマツムシを見つける。体も見える。しかしこの個体は鳴くのをやめてしまった。


やっと姿を見つけた
マツムシ(静岡市葵区弥勒2丁目 安倍川左岸) 2009年10月28日



その後近くでマツムシを見つけることはできなかったので、橋を渡って対岸に向かうことにした。
そして散策すると、ヤナギの枯れ枝をつんである場所で鳴いているマツムシを発見。


はねを立てるマツムシ
はねを立てるマツムシ(静岡市葵区丸子新田 安倍川右岸) 2009年10月28日


「よし、角度を変えて違うカットを撮影」と思っていたらマツムシははねをたたんでしまった・・・。
まわりの草むらではマツムシたちがたくさん鳴いていた。しかしその姿を見つけることはできずに終了・・・。




すぐにはねを閉じるマツムシ
はねを閉じたマツムシ(静岡市葵区丸子新田 安倍川右岸) 2009年10月28日

このマツムシを撮影して思った。
「茶色いマツムシを背景が茶色の場所で撮影したらとても地味な写真になってしまったではないか!」

マツムシ君、もう少し表に出てきてください。

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秋の河原散策  ツマグロキチョウをみる

今回は秋の河原を散策した。
カワラハハコの白い花が満開だった。



カワラハハコは満開
カワラハハコの生育する河原 (静岡市葵区津渡野) 2009年10月4日 



最初に目についた昆虫はツマグロキチョウだった。ツマグロキチョウは安倍川ではよく見かけるチョウ。このチョウの幼虫はカワラケツメイという植物のみを食べる(とされている)ため、カワラケツメイの有無によって分布する場所が左右される。ここにもカワラケツメイがよく生育していた。


吸蜜するツマグロキチョウ
吸蜜するツマグロキチョウ (静岡市葵区津渡野) 2009年10月4日

現在は河原以外でこのカワラケツメイを見かけることはほとんどなく、河原以外の場所でツマグロキチョウを見かけることはそうそうない(ただし、秋の個体は移動性が強いようで春から夏に見られなかった場所でも見かけることがある)。安倍川にはカワラケツメイが豊富にみられるためツマグロキチョウも苦労せずに見つかることが多い。これも安倍川の特徴なのかもしれない。


枯草にとまるツマグロキチョウ
枯草にとまるツマグロキチョウ (静岡市葵区津渡野) 2009年10月4日




しばらく歩くと砂と石が目立つ場所にやってきた。ここでは地表をハエのように飛び交う虫を見つけた。



ヤマトバッタの生息環境
砂礫地 (静岡市葵区津渡野) 2009年10月4日

この虫の正体はコニワハンミョウだった。このハンミョウは図鑑では河原で見られるとされ、砂礫地を好んでいるようだ(ハンミョウ自体裸地が好きだけどね)。

ハンミョウの仲間はかっこいい。静岡県のハンミョウを全て見てみたい。特に静岡県産のホソハンミョウを見つけられるなら見つけてみたいな~。


コニワハンミョウ
コニワハンミョウ (静岡市葵区津渡野) 2009年10月4日


さらに砂地でヤマトバッタを見つける。安倍川のものは遠州浜に比べると暗い黒っぽい体の色をしている。周囲の砂の色に体の色を合わせていて、これはこれでシブい。安倍川のハマスズも同様に黒っぽい。

ヤマトバッタ
ヤマトバッタ (静岡市葵区津渡野) 2009年10月4日

写真の撮影をしているとあっという間に1日が過ぎてしまった。
同行してくれたK君おつかれさまでした。

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石に化ける

今回は安倍川の河原(砂礫地)で最もよく見られるバッタの一種であるカワラバッタの紹介。

カワラバッタ1
石に化ける(静岡市駿河区東新田)               2009年10月3日

カワラバッタは礫石の河原に生息するバッタで、体の色は石にそっくりな灰色である。カワラバッタは静岡県内の大河川ではよく見られるバッタで、安倍川本流では上流の梅ヶ島から河口付近までの砂礫地に広く見られる。


カワラバッタ確認環境
カワラバッタ生息環境(静岡市駿河区東新田)               2009年10月3日

簡単にいえば、夏から秋にかけて安倍川の河原の石がゴロゴロしている場所に行けば必ずといっていいほど見ることができるバッタである。こんな場所を歩いているとすぐにカワラバッタが飛び出してくる。

カワラバッタのオス
カワラバッタのオス(静岡市駿河区東新田)               2009年10月3日

カワラバッタのメス1
カワラバッタのメス(静岡市駿河区東新田)               2009年10月3日

カワラバッタのメス2
石にまぎれる
カワラバッタを近くで見つめるたびに、「見事なまでに石に擬態しているな~」と感じる。撮影をしていても、一瞬目を離すと見失ったと錯覚することがたびたびある。彼らは自分から動かなければ外敵に見つかることはまずない。それだけに、カワラバッタが敵から逃げるために飛翔するのは、相当追い詰められたと感じた時なのではないかと思う。

カワラバッタの顔 オスとメス
顔のアップ 左:オス 右:メス
カワラバッタの顔を見ていて気付いたのは、顔に占める複眼の大きさの割合が、メスよりオスの方が大きいということだった。「これはオスが視覚的にメスを探すための結果では?」と勝手に思っているのだけど実際はどうなのだろうか。





黄昏のモンキチョウ
黄昏のモンキチョウ(静岡市駿河区東新田)               2009年10月3日
カワラバッタを撮影していたらあっという間に日が暮れてしまった。

中秋の名月
東名と満月
気づけば中秋の名月が昇っていた。

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プロフィール

駿河区のサカイ

Author:駿河区のサカイ
静岡市在住

最近忙しく、
「撮れるうちに撮っておけ」
という言葉が身にしみる日々です。


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suruganosakai@gmail.com

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