2009-09

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ヒメタイコウチ

今回はヒメタイコウチの撮影に行って来た。
ヒメタイコウチは湿地に生息するタイコウチの仲間である。タイコウチは水中で生息しているが、このヒメタイコウチは池のような深い場所では暮らすことができず、せいぜい水深1、2cmの浅い湿地にすんでいる。簡単にいえば陸上生活と水中生活を中途半端に行っている虫といったところだろうか。

今回は大学時代から昆虫写真の盟友(ライバル)であるspatica氏と共に撮影に向かう。

ヒメタイコウチ生息環境
生息環境 (静岡県内) 2009年9月27日

ヒメタイコウチが生息している湿地を歩いていると、振動に驚いて彼らは動き出すので生息場所に当たればヒメタイコウチを確認できるはず・・・・・だが、ヒメタイコウチは中々出てこない。


ヒメタイコウチ1
泥にまみれている (静岡県内) 2009年9月27日 

すこし焦ったがなんとか1匹目を確認した。泥にまみれていてじっとしていたら見つからないと思う。1匹見つかると他の個体見つかる。ただし、この湿地のヒメタイコウチの個体密度は高くないようだ。


ヒメタイコウチ2
水から出てきた個体 (静岡県内) 2009年9月27日

ヒメタイコウチは湿地の枯葉に似ている。近寄って撮影してもよくわからない。

二次元忍者の本領発揮
二次元忍者の本領発揮 (静岡県内) 2009年9月27日

spatica氏とこの虫について話をする中でついたあだ名が「二次元忍者」。体がうすっぺらく、動きは二次元的。だが一度動きを止めて泥や落ち葉にまぎれるとその姿を探すことは困難というのがその理由。写真の中にもヒメタイコウチが写っているがどこにいるか全くわからない。この虫をこうした湿地で視覚的に探すことは不可能に近い。

といいつつも「二次元忍者」ってすごく弱そう・・・。


ヒメタイコウチ3
水中に入って一安心する個体 ライティング協力:spatica氏 2009年9月27日

驚いて動き出したヒメタイコウチは意外と早く動く。動き出した個体は物陰に隠れたり、水の中に入ったりすると落ち着くようだ。この個体も水の中に入るとじっとしていた。

ヒメタイコウチ4
顔のアップ ライティング協力:spatica氏 2009年9月27日

顔と前足を見るとタイコウチらしい顔つきをしている。


おまけ
同じ場所で昔撮影したヒメタイコウチ
羽化直後?の個体
2006年9月9日
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光岳(てかりだけ)とテカリダケフキバッタ

テカリダケフキバッタ

高山性のミヤマフキバッタの一種。南アルプス光岳(静岡県、長野県)周辺に分布する。

テカリダケフキバッタのオス
テカリダケフキバッタのオス(静岡市葵区田代)2009年9月20日

テカリダケフキバッタのメス
テカリダケフキバッタのメス(静岡市葵区田代)2009年9月20日

光岳と光石
光岳(静岡市葵区田代)2009年9月20日

名前の由来となった光岳。標高2591m。


テカリダケフキバッタ1
(静岡市葵区田代)2009年9月19日

初めてこのフキバッタを見た感想は「黒いフキバッタ!」であった。標高が高く、天候が安定しない場所に生息しているため、体の色を黒くして熱を吸収しやすくしているということだろうか。幼虫は全身が真っ黒という。いつか見てみたい。
天気が良い時に生息地を歩くと草むらからピョンピョンとびはねる個体をよくみつける。しかし空が曇り気温が下がるとこのバッタたちはすぐに物陰に入って動かなくなる。こうなると見つけることはむずかしい。

オスのアップ
顔のアップ(静岡市葵区田代)2009年9月20日

フキバッタの仲間はハネナガフキバッタなどの例外をのぞけば羽を使って飛ぶことはない。テカリダケフキバッタの羽はフキバッタの仲間の中でもさらに小さいと思う。

メスの顔
メスの顔(静岡市葵区田代)2009年9月20日
わずかな時間しか観察することはできなかったが、メスはオスに比べてものかげに隠れていることが多かった。

険しい斜面
生息地を望む(静岡市葵区田代)2009年9月20日

コケモモ
生息地に見られるコケモモ(静岡市葵区田代)2009年9月20日

広角で撮影
広角で撮影(静岡市葵区田代)2009年9月20日

光岳へは約7時間の登山で中々大変だった。
今回はとても強力な同行者の方にテカリダケフキバッタを含め案内をしていただき、どうにか撮影することができました。ありがとうございます。

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プロフィール

駿河区のサカイ

Author:駿河区のサカイ
静岡市在住

最近忙しく、
「撮れるうちに撮っておけ」
という言葉が身にしみる日々です。


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suruganosakai@gmail.com

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