2009-05

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トホシクビボソハムシ

今年はいろいろ忙しく、ゴールデンウィークもほとんど終わりかけた土曜日にやっとフィールドに行けることになった。どこに行こうかと考えた末、ここ数年ぼちぼち通っている南伊豆地方に行くことにした。南伊豆地方は同じ静岡県でも静岡市からだと寄り道無しでも車で3時間以上かかり遠い。一人で行くと退屈なので大学時代からつるんでいる関東地方在住のS君を呼び寄せて文字通り道連れにする(オイ!)。

下田市や南伊豆町で採集と撮影を行った中から今回はトホシクビボソハムシを紹介。トホシクビボソハムシはクコの葉を食べるハムシである。このハムシは個体によって背中(上翅)に紋が出たりでなかったりする。写真は紋無し型の個体。

トホシクビボソハムシ
トホシクビボソハムシ(下田市)                 2009年5月9日

同じ場所に紋ありと紋無しの個体が生息している。これは交尾している紋あり型の個体。個人的には紋があったほうがかっこいいと思う。

トホシクビボソハムシ交尾
交尾個体(下田市)                        2009年5月9日

彼らを見つけたのは谷戸の路傍の空き地だった。ここにはホストであるクコが生育しており、このクコから幼虫と成虫が見つかった。
路傍
生息環境(下田市)                        2009年5月9日

ホストのクコ
ホストのクコ(下田市)       2009年5月9日

トホシクビボソハムシの幼虫は自分の体を水分で覆うというちょっと変わった性質を持っている。幼虫は体が太っていて、異常に汗かきというかなりマニア向けの外観をしておられる。と、言いつつも写真のように葉の裏にちょこんと止まっていると結構かわいい。
トホシクビボソハムシ幼虫
幼虫(下田市)                           2009年5月9日

成虫は比較的長い間見られるようで、幼虫が葉っぱをバリバリやっている横で成虫も色々がんばっていた。お疲れ様です。
成虫と幼虫
成虫と幼虫(下田市)  2009年5月9日


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ジャケツイバラ

4月の終わり頃から安倍川の河原に黄色い花がまとまって咲いているのを見かけた。この植物はマメ科と思われる葉をつけており、クズやノイバラ、イタドリなどからなる藪に生えている。
あまり見慣れない植物で国道1号線のすぐ下という場所だったのでこれは何か外来の植物か?!と思い近づいて撮影してみた。

ジャケツイバラ2
生育状況(静岡市駿河区)                    2009年5月2日


撮影後、某先輩にこれ何でしょう?と聞いてみると「ああ、ジャケツイバラだ」と教えてもらった。見慣れなかった点についても「山の方に多いからきっと上流から種が流れてきたんじゃないかな」とのこと。なるほど、ジャケツイバラをネット検索してみると急傾斜地や河原に生育すること、5月に花が見られるといった情報が得られた。確認したジャケツイバラは花が少し散り始めておりピークを過ぎているようだった。この場所は平地で日当たりがよいことが影響して開花時期が早いのかもしれない。


ジャケツイバラ1b2
ジャケツイバラの花(静岡市駿河区)  2009年5月2日

ジャケツイバラ3b
ジャケツイバラの花のアップ(静岡市駿河区)         2009年5月2日

ジャケツイバラはひとつの花序に複数の花がまとまってついており、雄しべの色は赤くけっこう個性的。楽しませてもらったけどこの植物、トゲが多くて近づくと体に引っかかって結構痛い。花が咲いていない時期には近寄りたくないし、ジャケツイバラもそれを望んでいる気がする。ジャケツイバラの所属する科は分類学的にはマメ科とする考え方とジャケツイバラ科とする考え方があるようです。本当はどっちなんだろう?
ジャケツイバラ4b
天までのびろ!ジャケツイバラ                 2009年5月2日

河原散歩(2009年4月29日)

最近撮影に行っていないので、とりあえず安倍川のグランド周辺を散策する。道ばたにモチノキ?が生えていて昆虫をみることができた。

グランド周辺090429
グランド周辺                           2009年4月29日

モチノキ?090429
道ばたのモチノキ?                       2009年4月29日


木の幹にはヨコヅナサシガメがじっととまっていた。近づくと気配を察したようでウロウロしだした。こういう開けたグランドや公園の周りに生えている大きな木の幹にはヨコヅナサシガメが群れでよく見られる。一匹だけなのかと思っていたら、頭上3mくらいのところに仲間が群れていた。

ヨコヅナサシガメ090429
幹を歩くヨコヅナサシガメ 2009年4月29日

ヨコヅナサシガメ寄り090429
ヨコヅナサシガメのアップ                    2009年4月29日

このあと頭上の枝先をみるとウスバキトンボが止まっているのを発見。このトンボは毎年南から本州に向けて渡ってきて各地で繁殖するのだが、もうこの時期に移動してきたのだろうか?写真を拡大してみるとはねが少し汚れていたので移動してきたものかもしれない。
ウスバキトンボ090429
ウスバキトンボ                          2009年4月29日

最後にナミテントウを撮影。テントウムシは意外と写真に撮るのが難しい。がんばろう。
ナミテントウ090429
ナミテントウ                           2009年4月29日

はじめに

河原砂漠b
安倍川

はじめまして。
このブログでは河原の昆虫を中心に、静岡県の自然について紹介していこうと思います。将来的には「河原の昆虫記」といったテーマで写真をまとめていければよいなと思っています。まずは河原の昆虫ということで、安倍川の河原に生息する代表的な昆虫の写真を紹介します。

【オオハサミムシ】
砂地や裸地に見られる大形のハサミムシ。河原の流木の下にいた個体を撮影。
オオハサミムシb
オオハサミムシ

【カワラバッタ】
石がゴロゴロしている河原にみられるバッタの仲間。全国的に見た場合減少している県もあるようだが静岡県には多く、ここ安倍川では上流から河口付近まで生息している。水際の砂礫地では最も普通に見られる昆虫の一種である。
カワラバッタb
カワラバッタ

【フタモンマルクビゴミムシ】
河原の砂礫地に生息するゴミムシの一種。石の下に潜んでおり、河原を歩いていても姿を見ることはあまりない。見られる場所も河道の変化に伴って変わるようで、いつでもどこでも見られるわけではない。生態について不明な点が多い昆虫である。
フタモンマルクビゴミムシb
フタモンマルクビゴミムシ

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プロフィール

駿河区のサカイ

Author:駿河区のサカイ
静岡市在住

最近忙しく、
「撮れるうちに撮っておけ」
という言葉が身にしみる日々です。


写真の使用などに関するお問い合わせは以下のアドレスまでお願いします。

suruganosakai@gmail.com

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