2017-08

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天気に負けた 秋の長野(ちょっとだけ群馬)

10月末に用事があって長野県にいったついでに、ちょっと虫を探してみました。

今回の目的はヤマトコバネヒナバッタ。ヤマトコバネヒナバッタ Chorthippus fallax yamato は高山性のヒナバッタの一種で、浅間山と草津白根山に分布している。高山性のヒナバッタの仲間であるが生息地に近づくことは容易で、車を横付けした場所で見ることができる。実は以前に草津白根山周辺をドライブした時にこのバッタに出会っていたのだけど、その時は全く写真には撮影していなかった。そこで、今回は草津白根山がそびえる長野と群馬の県境付近の尾根に行ってみることにした。


この日は天気予報では長野県は曇りとなっていて、撮影にはちょっと厳しい。しかし、志賀高原に近づくにつれて雲が薄くなり、時折日がさしてきた。

紅葉
紅葉も美しい


「こりゃ日ごろの行いの成果だね。峠を越えて群馬県に入ればバッタ天国だ」


そう思いながら峠を越えると・・・。












まさかの雨
天候急変



県境の峠(渋峠)を越えると天候が急変。雨と風に見舞われ、電光掲示板の気温は4℃・・・。
おまけに、すでに雪も降ったよう。

「これではバッタたちが天国へ行ってしまうじゃないか。」


すでに雪が降っていた
すでに初雪は降っていたようです




そうは言ってもせっかくここまで来たのでいつもお世話になっている先輩が言っていた
「あいつらは雪が降っても、完全に積もらなければ大丈夫だ」
という言葉を信じて探してみることに。ちなみにこのあたりは火山のおかげで有毒ガスが噴出しております。


毒ガス注意
寒いうえに毒ガス



硫黄臭が漂う中、イネ科植物が生えているあたりを歩くと、草むらからヤマトコバネヒナバッタが、ぴょんと飛び出してきた。



ヤマトコバネヒナバッタのメス
ヤマトコバネヒナバッタのメス


これには驚いた。こんなに寒くても動くことができる昆虫はそうそういない。


ヤマトコバネの生息地
生息環境


このあいだ紹介したアカイシコバネヒナバッタとは亜種関係にあるだけあって見た目はまったく同じように見える。


ヤマトコバネヒナバッタのメス アップ
メスの翅は短い


眼の下に雨粒がくっついてなんだか泣いてるいるみたい。


ヤマトコバネのオス
泣いている?オス


最後に大好きな緑色の個体が出てきました。


ヤマトコバネ 緑色のメス
緑色のメス



撮影中にふと、「クサツフキバッタってきれいなフキバッタがいたけどこのあたりにも生息しているのだろうか。」ということが頭をよぎったのだけど、どのみちこの天気では無理なので深く考えないことにした。



結局その後は何も出るものはなく、静岡方面に向けて移動することにした。ただ帰るのももったいないと思ったのでウエダエンマコガネというちょっと珍しい糞虫を探しに行ってみることに決めた。長野の達人spatica君にポイントを聞いて現地へ向かったのだけど、渋滞と日没でポイントまでいけずじまい。苦し紛れに千曲川沿いの緑地公園で犬の糞をひっくり返してみるが、違う人が出てきてガックリ。教えてもらったのにすんません。

コブマルエンマ
多分コブマルエンマコガネ



静岡に帰って先輩にヤマトコバネを見に行った話をすると、「その辺は不思議とヤマトコバネがたくさんいるし、クサツフキバッタもたくさんいたよ。フキバッタは晴れてないとだめだろうけどね。」
うーむ、また宿題が増えてしまった。次はいつ行こうか・・・。


最後になんともいえない糞虫というのも微妙なので、きれいな写真を貼っておきます。

滝と紅葉
澗満滝





撮影メモ
撮影地:群馬県吾妻郡嬬恋村大字干俣(ヤマトコバネヒナバッタ)、長野県下高井郡山ノ内町(紅葉)、千曲市(多分コブマルエンマコガネ)
撮影日:2010年10月31日

撮影機材
Nikon D300
AF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G
SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 OS
SB-900、SB-R200






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ヒメギフチョウに出会う(長野県)

ゴールデンウィークは、ヒメギフチョウを見てみたくなったので、spatica君にお願いして案内をしてもらった。一人では道中がさびしかったので、今年もK君を道連れにした。


林
ヒメギフチョウの生息地(2010年5月2日)

撮影前に、spatica君からヒメギフチョウは早春の林内にとけこむのが上手で、少し目を離すとすぐに見失ってしまうこと、ヒメギフチョウを見つけたらできるだけ近づいて撮影チャンスを待つこと、警戒心が強く、止まっているところに近づくと逃げることが多いなど、撮影に関するコツを教えてもらう。


ヒメギフチョウ2
翅を開くヒメギフチョウ(2010年5月2日)


教えてもらったことは全くそのとおりであった。ヒメギフチョウを見つけても見失ったり、すぐに飛び立ってしまったりで、中々撮影にこぎつけることができなかった。ようやく落葉に止まってくれた個体を撮影。

ヒメギフチョウ1
横からみたヒメギフチョウ(2010年5月2日)

ヒメギフチョウは姿はギフチョウに似ているが、行動の内容は異なる点が多いようにも感じた。「林内の低い位置を飛ぶ」、「地表部などに止まっている個体は人間(外敵)が近づくとすぐに逃げ出す」といった点はギフチョウとは違う(枯山の人慣れした?ギフチョウばかり見ているせいがあるのかもしれないが・・・)。


ウスバサイシン
食草(2010年5月2日)

林床には食草のウスバサイシンが生えている。

と教えてもらい、撮影。うわぁ背景のボケが汚い・・・。


卵
卵(2010年5月2日)

ウスバサイシンの葉を見ていくと、産み付けられた卵が見つかる

と、これも(場所まで)教えてもらい撮影。上の写真のウスバサイシンとは別の株に産み付けられた卵。




カタクリ
林内のカタクリ(2010年5月2日)
こんなカタクリにヒメギフチョウがとまってくれれば最高。だが、なかなかヒメギフチョウはやってこない。すべてはヒメギフチョウまかせ。


まちくたびれる
待ちくたびれるK君(2010年5月2日)

午後になり、時間がたつにつれてヒメギフチョウは出てこなくなってきた。待ちくたびれたK君たちは飛んできた昆虫(おもに甲虫)を捕まえていた。「もう今日はおわりかねぇ」と話をしていた矢先、目の前に1匹のヒメギフが飛んできた!





ヒメギフチョウ3
カタクリで吸蜜(トリミング)(2010年5月2日)

もうちょい翅の角度が違うとよいのだけど・・・。まあなんとか目的が撮影できたのでめでたしめでたし。

と思いきやspatica君が車のカギを落としてしまった!結局僕らでは見つけることができずに、手伝っていただいた方が発見!今度こそめでたしめでたし。


撮影メモ
季節の進み具合は静岡県の3月末という印象をうけました。
今回はspatica君におんぶにだっこでした。ありがとうございました。
K君同行おつかれさまです。

使用機材
Nikon D300
AF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G
AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5
SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 OS

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プロフィール

駿河区のサカイ

Author:駿河区のサカイ
静岡市在住

最近忙しく、
「撮れるうちに撮っておけ」
という言葉が身にしみる日々です。


写真の使用などに関するお問い合わせは以下のアドレスまでお願いします。

suruganosakai@gmail.com

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