春が来た

サクラの蜜を吸うヒオドシチョウ(2013年4月1日) トリミング
2月の終わりから3月の忙しい時期(仕事以外の記憶があまりない)が終わると、いつの間にか春が来ていた。やっと暇ができた4月1日には静岡市の平地ではサクラはほとんど散ってしまっている状況(3月上旬の気温が高かった数日が効いていたのかと思う)。
飲み食いを伴う花見はできなかったけれどサクラに止まったチョウの写真だけは写したいと、淡い期待を持って出かけてみた。撮影ポイントを訪れるとサクラは散って3分咲きになっていた。
それでも一人花見をしながら待っているとヒオドシチョウがやってきたので久しぶりに手に入れた15mmフィッシュアイレンズで撮影。どうにか今年のスタートを切ることができたかな。
撮影メモ
ヒオドシチョウを大きく写せる距離まで近よると翅(はね)をとじてしまった。チョウから離れると翅を開き、近寄ると閉じる。このくりかえしをしたけれど結局ヒオドシチョウは去って行った。チョウが小さく中途半端な構図になってしまったのでトリミング・・・。
また来年挑戦です。来年こそサクラが通常通りの時期に開花してほしいものです。
撮影機材
Nikon D800E
SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
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ベーツヒラタカミキリ

夜の神社
真夏の夜のイベントといえば「きもだめし」。ちょうどこんな大木が生えている神社がぴったり。
だけど、狙いはもちろん昆虫。

ベーツヒラタカミキリ
スダジイの大木を探すと出てきたのはベーツヒラタカミキリ。
少しばかり苔むした大木の幹をはっているその姿には妖怪じみた魅力がある。

幹のすきまに隠れる
ヒラタカミキリという名前のとおり、体はとても平たい。
というか、横から見ると大きな眼のおかげで妖怪そのもののように見える。

頭部のアップ
頭部を背面から見るとかっこいいが、虫を知らない人から見たらどう見ても悪役といった顔立ち。
特に人間に迷惑をかけることもなく、ひっそりやってる虫なので万が一見かけてもそっとしておいてあげたい。
撮影メモ
撮影地:静岡県静岡市駿河区某所
撮影日:2012年8月10日
撮影機材
Nikon AF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G
SB-R200
宿題
もう10年以上前、確か2001年頃にウラナミアカシジミの写真を見せてもらったことがあった。
ちょっと引き気味の構図で、植物の上にちょこんと止まっているウラナミアカシジミは、小さいけれど存在感があった。このチョウを写真に撮りたいと思いつつも、気づいたらあっという間に10年以上が経っていた。
7月1日に蝶屋さんたちと山梨へ出かける機会があった。
「ウラナミアカにはちょっと遅いけど、生き残りがいるといいな」と思いつつ、ちょっと網を降ったらひらひらとウラナミアカシジミが舞い降りてきた。ちょっと翅がスレていたけれど、これはうれしい。秘境にいるようなチョウではないのだけど、静岡にいると撮影の機会が少ないチョウ。とりあえず11年越しの宿題が終わったんだと思い、ほっとした。

ウラナミアカシジミ
そう思っていたらウラナミアカシジミの写真を見せてくれたご本人は新鮮な個体の写真をバッチリ撮影していた。
今度は新鮮な個体を地元で撮影するという、新たな宿題が出来てしまった・・・。
ま、念ずれば願いは叶うということで、ウラナミアカシジミ以外の虫についても色々念じてみよう。
撮影メモ
撮影地:山梨県北杜市
撮影日:2012年7月1日
撮影機材
Nikon D7000
Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5
ちょっと引き気味の構図で、植物の上にちょこんと止まっているウラナミアカシジミは、小さいけれど存在感があった。このチョウを写真に撮りたいと思いつつも、気づいたらあっという間に10年以上が経っていた。
7月1日に蝶屋さんたちと山梨へ出かける機会があった。
「ウラナミアカにはちょっと遅いけど、生き残りがいるといいな」と思いつつ、ちょっと網を降ったらひらひらとウラナミアカシジミが舞い降りてきた。ちょっと翅がスレていたけれど、これはうれしい。秘境にいるようなチョウではないのだけど、静岡にいると撮影の機会が少ないチョウ。とりあえず11年越しの宿題が終わったんだと思い、ほっとした。

ウラナミアカシジミ
そう思っていたらウラナミアカシジミの写真を見せてくれたご本人は新鮮な個体の写真をバッチリ撮影していた。
今度は新鮮な個体を地元で撮影するという、新たな宿題が出来てしまった・・・。
ま、念ずれば願いは叶うということで、ウラナミアカシジミ以外の虫についても色々念じてみよう。
撮影メモ
撮影地:山梨県北杜市
撮影日:2012年7月1日
撮影機材
Nikon D7000
Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5
今年のギフチョウ
2012年の枯山のギフチョウは例年より発生が遅かった。それゆえ写真も遅れてアップです(遅すぎ)。
4月1日に訪れると気温が低く風が強くギフチョウ撮影には厳しい状況で、出てきたギフチョウは少なかった。監視員の人に発生状況を聞いたところ4、5日前にボチボチ見られるようになったとのこと。枯山ではギフチョウは例年3月中旬に出始めるので、この様子だと1週間以上遅れているように感じた。結局この日は成果もなく退散。

2012年4月8日 浜松市北区引佐町渋川 枯山
4月8日に天気が良くなったのでもう1回行ってみたら今度はポカポカ陽気でギフチョウ日和。この日は羽化したてのメスも見られた。
ちょっと粘ってカタクリに止まった個体の撮影に成功するも、写真の個体は翅が欠けていた・・・。んー残念!また来年よろしく。
4月1日に訪れると気温が低く風が強くギフチョウ撮影には厳しい状況で、出てきたギフチョウは少なかった。監視員の人に発生状況を聞いたところ4、5日前にボチボチ見られるようになったとのこと。枯山ではギフチョウは例年3月中旬に出始めるので、この様子だと1週間以上遅れているように感じた。結局この日は成果もなく退散。

2012年4月8日 浜松市北区引佐町渋川 枯山
4月8日に天気が良くなったのでもう1回行ってみたら今度はポカポカ陽気でギフチョウ日和。この日は羽化したてのメスも見られた。
ちょっと粘ってカタクリに止まった個体の撮影に成功するも、写真の個体は翅が欠けていた・・・。んー残念!また来年よろしく。